CIをちゃんとやろう

~ CIとは企業文化 ~
ここで言うCIとは「コーポレート・アイデンティティ」の事で、自分たちが持っている企業文化の特性(独自性)を統一されたイメージで表現することを言います。
具体的には「ロゴマークなどのデザイン」や「わかりやすいメッセージ」を作り広報広告活動によって企業文化・理念を伝えることで、消費者の共感を得て存在価値を高める企業戦略です。
単にきれいなマークや耳触りの良いスローガンを作るのでなく「企業文化」が見えるCIに消費者は身近さを感じてくれます。

例えばJTBのロゴは旅の楽しさを柔らかい曲線で表しています。
IBMのロゴは固いしっかりとした知的さを感じさせるよいデザインです。

企業文化というと何やら難しそうですが「自分たちが大切にしているモノ」と考えてもらえば判りやすいかも知れません。
「何か面白いことがしたい」「良い物を届けたい」などの会社の原動力となっている行動も立派な企業文化です。

CIを行うためにはそうした「自社が持っている文化とは何か」をまとめます。

自分たちでは判りにくい場合、お客さまや取引先など外部の人に「自分たちの会社がどのように見えているのか」を聞いてみるとよいでしょう。そうすると意外な気付き「自分たちが本当に大切にしているモノ」が見えてきます。

それに基づき、デザインを依頼して仕上げていきます。出来上がったマークやスローガンから会社の雰囲気が伝わればCIは成功と言えます。

CIは何度も出来るものではありません。これから百年の未来を考えてあるべき姿を見据え作っていきましょう。CIは消費者に向けた情報発信に留まらず、社員のモチベーションを高める効果もあります。

これからますますネット等での評判が売上に関わってくる時代になってきます。
消費者の共感を得るために、企業文化を示すシンボリックなマーク・わかりやすい表現で認知してもらうことは重要な企業戦略と言えるでしょう。
ブランディング戦略について詳細はこちら『中小企業の一から始めるブランディング戦略

自社の企業文化の表現で、お手伝いが必要であればお気軽にお声掛け下さい。ロゴマークのデザイン、パンフレット、ホームページあらゆるメディア展開のお手伝いが可能です。