購買行動につなげる

広告や広報の最終目的は、自社商品やサービスを買ってもらうことです。しかしあるタイミングで「買ってください」というメッセージを強調した瞬間、もっと言うとお客様がメッセージの中に商品やサービスの情報提供ではなく、商売のニオイを強く感じ取った時、まだ買う気が十分でないお客様は売りつけられる事を嫌い、商品やサービスへの興味を失います。
この「まだ買う気のないお客様たち」に『買う気』になってもらうには新たな『刺激』が必要です。



『おっ』と思わせる新たな刺激。斬新な言葉やビジュアル(見せ方)でまずは注目してもらいます。

この『刺激』があれば、商品スペックやサービス内容へとお客様は読み進んでくれます。
 「おぉ、これは新しい」
 「いいねぇ」と感じてもらうような
 言葉やビジュアルを考えましょう。
そして、お客様を購買に向かわせるには、お得感で納得してもらうことです。

お得感を演出するのに価格を下げる手もありますが、値引きは競合もすぐに真似るので、あまり良い方法とは言えません。

価格以外の商品価値をアピールして納得してもらうべきです。「なるほど、それなら買って損はない」とお客様に感じてもらうことです。この納得が「売り付けられる」という悪いイメージを完全に消し去ります。

この価値づくりで、今の流行は「限定」と「コラボ」です。限定はそれだけで希少価値が出て相対的に価値が高まります。

コラボは相手ブランドのチカラを借りることができます。本来は商品の持っている良さ(価値)を伝えて、認めてもらうべきですが限定・コラボも価値を作り、お客様に認めてもらうには効果のある手法です。

ターゲットとするお客様に「刺激とお得感の演出」で惹きつけ、購買行動につなげていきましょう。