身近な知名度アップ

~ 絶え間なく紹介し続ける ~
 知ってもらう(認知を得る)ために広告宣伝は重要ですが予算が少ない会社の場合、どのように進めていくべきでしょうか。もちろん、インターネットを活用しないといけませんが、それ以上に取り組んで欲しいのがクチコミが期待できる『身近な知名度アップ』です。

皆さんにお知り合いはどれくらいいらっしゃるでしょうか?
集まっている名刺の数は何枚でしょうか。その中で「今の自分を知っている」人は何人いらっしゃいますか。さらに「今、あなたが売っている商品のことを知っている人」は何人でしょう。
そう絞り込んでいくとどんどん人数は減っていくと思います。「今、何してるの?」ばったりと旧友と会った時に交わすであろう言葉を思い浮かべればいかに今まで人脈のメンテナンスを怠っていたのだろうと気づかされます。
既に自分を知ってくれている人たちに「自分を知ってもらう機会」を作りましょう。押し付けがましい話はNGですが、ある程度の厚かましさは必要です。

「また、こんな事してるのでよろしく/誰がいてたら紹介してよ」、とあなたの情報を明るく・元気に送りましょう。特別なキャンペーンや新製品も紹介できる機会ですが「特別な何かが必要」ということではありません。いつだって構いません。出会う人、折に触れて情報を発信しましょう。

情報は伝えるだけにします。営業は相手からの要望がない限り、基本的にしません。切羽詰まった時にこの人脈を通じて「買って下さい」は言えますが、それは奥の手・最後の手段として残しておきましょう。
情報をお伝えしていて、逆に相手から「広めてほしい情報」を貰ったら惜しみなく、自分がして欲しいように相手の情報を中継してあげましょう。

そうしていけば、相手もあなたの情報を中継してくれるようになります。
あいつ頑張っているよ。そういえばあいつの所でそういうのを扱っていたよ。そうした声の広がりができるまで時間が掛かるかも知れませんがクチコミ効果は想像以上に強いものです。
持ちつ持たれつの関係になることがとても大切です。そしてビジネス以外の交流も大切です。会う事、話す事によって「親しく」なれます。誰でもそうですが「よく知ってる人や商品」は紹介しやすくなりますので、フレンドリーな「自分を知ってくれる」人脈づくりを心掛けていきましょう。